[Zbrush] 書評

「書評」_「Zbrushの一番わかりやすい本」

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昔買って放置していたZbrushを練習するため購入した本。
パラパラめくった感じ良さげで、初心者向けっぽかったから選びました。

本のざっとした構成は以下の2つ

①キャラを作る上で最低限必要な機能の解説
②表紙に写ったキャラを実際に作る工程の解説

前半はZbrushで最低限覚えておいたほうがよい機能の紹介をしており、その後実際キャラ作りの流れを解説します。450ページ越えと結構厚めの本。お値段もそこそこ。

実際この本を見ながら作ったのが↓

ディスガイアというゲームに登場するエトナさんですね。
途中まで本のキャラを作っていたのですが、どうせならと思い改造していきました。
初めてZブラシでキャラのモデリングをしましたが、実際見ながらやれば、なんとか形にはなります。1冊でキャラがつくれるようになったと考えれば、買って損は無い本だと思いました。特に、キャラを作る「工程」というのは、中々ネット動画だけでは理解できないことが多いので貴重だと思います。

しかし、ここからはちょっと批判的なことになるのですが、3Dソフトを全く触った事が無く、かつZbtushの完全な初心者には少し難しい内容だと思いました。「これ一冊で完全理解!」とありますが、そこはどうなんだろうと思います。私は3dsmaxをメインにかまっていて、数年前↓のDVDを半分くらい観た知識はありました。
(このDVDは完全初心者で、座学の睡魔に耐性のある人には超おススメです!)

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DVDを観たときの記憶はほぼ無い状態でしたが、多少は感触が残っており、なんと読破できた感があります。その辺の予備知識がなかったら恐らくかなり厳しかったような気はします。
恐らくこの本が悪いのではなく、ZbrushのUIが直感的には分からないものが非常に多く、慣れるまで何から手をつけて良いかわかり辛い面が大きいからだと思います。そんなソフトで初めから割と本格的なキャラを作るのはそもそも無理がある、ような気がします。全部読みましたが、それでもZbrushの半分以下の機能しか登場していないと思います。

その他本の感想の箇条書き
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・前半の機能解説は苦行。我慢できない人はいきなりキャラ作りから読んでもいいかも。
・表紙ではキャラの色がついているが、色付けのチュートリアルは無い
・一度解説した機能に関しては、二度目から機能のある場所が書いていないことがあったり、なかったりするので、何度も戻る必要はある。
・転写の意味が最初分からなかったが、とっても重要な機能だった。
・紹介されたスクリプトやブラシが便利
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まとめるとこの本がおススメできる人は、

・3Dソフト(特にMAYA)が扱える人
・とにかく(フィギュア原型ではないPC完結の)キャラが作りたいZbrush初心者
・Zbtushでのキャラ作りの工程を勉強したい人

ではないかと思います。著者はMAYAベースで語っており、「MAYAで言うとこんな感じ」というような話もあります。キャラ作り特化の内容のため、とにかくキャラが作りたい人は、いきなりこの本を読むのも全然アリだとは思います。
個人的には、完全な初心者は、さらに簡単な参考書や上記のDVDで基礎を丁寧に学習し、もっと簡単なモデルを一度作ったあと、復習も兼ねてこの本を読むのがベストだと思います。また、キャラ作りの工程は読まないと思いつかないことが多く、とても勉強になる気がしたので、初心者卒業した人でも読む価値があるのではないでしょうか。

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