世界で活躍するアーティストの田島光二さんが出した本の二冊目。
25歳でこれだけできるのは凄い・・・凄すぎる
構成は以下の通り
============
1章 ギャラリー
2章 ZBrush、Photoshopによる作業工程の解説
3章 本人による作品解説、アトリエ紹介など
============
1章のギャラリーが3分の2くらいを占めているので、
やはりこの本は田島光二ファンのための本といってよいでしょう。
しかし、2章の内容もとても分かりやすく、良かったと思います。
画力がある人が、CGスキルを身につけるとこうなる、という良い例な気がします。
Zbrushで表紙のキャラを作っているのですが、工程がとてもシンプルで、文字ではなくほとんど画像で解説しているので、とてもわかりやすいです。ガッツリ理系の3DCGをやっている人ではなく、CGをまだ触っていない美大出身の人などが読むと、俺もZbrushやってみたい!と思えるのではないでしょうか。
フォトショの方は別のキャラを作っているのですが、こちらも画像多めで分かりやすいです。
全体を通して技術書と言うよりは、雑誌感覚で読める気がします。
個人的要点の箇条書き
============
・Array Meshが便利そう
・[Ctrl]+[Shift]+[A]で独立オブジェクトが分けられる
・歯とかはやっぱりメンドクサイだけなので在り物から作るべき
・テクスチャや写真をオーバーレイで乗せると簡単にディティールが上がるんだなあ
============
まとめるとこの本をおススメできる人は
・田島光二ファン
・Zbtushを触ったことが無い芸術家
・オリジナル作品作りの思考を知りたい人
・Zbrushユーザー
・Zbtushを触ったことが無い芸術家
・オリジナル作品作りの思考を知りたい人
・Zbrushユーザー
ではないでしょうか。
どうでもいいですが、フォトショは未だにCS5を使っているところに親近感が沸きます・・・
コメント