あにつく２０１９に友人に誘われ行ってきました。
大学の授業みたいに各時間に様々なセミナーがあって、その中から１つを選んで受講する形。
必然行けないセミナーがあるので、取捨選択が難しかったです。
最初の基調講演＋４セミナーの感想を書いていきます。
大学の授業みたいに各時間に様々なセミナーがあって、その中から１つを選んで受講する形。
必然行けないセミナーがあるので、取捨選択が難しかったです。
最初の基調講演＋４セミナーの感想を書いていきます。
基調講演
海獣の子供の監督が制作過程やカット毎の苦労や拘りを解説されていました。
基調講演ってなんぞ？と思っていましたが、他のセミナーと変わらない内容だったと思います。
やはり魚の作り方の話題が多く、魅せカットに関しては、やはりコスパ度外視した地道な作り方をしていたそうです（クジラとか）。
一方で奥のほうに写る魚群に関してはＭＡＹＡのパーティクル制御をしていたり、作画コストを抑える工夫をされていました。
魚の動きは、視聴者からして自然に見える動きとは、必ずしも現実世界の魚の動きを完全に再現すればよいものでも無い、といったお話が１番印象に残っています。
作画における当たり前の技術をＣＧでも堅実にこなしている感じがして、好印象でした！
海獣の子供の監督が制作過程やカット毎の苦労や拘りを解説されていました。
基調講演ってなんぞ？と思っていましたが、他のセミナーと変わらない内容だったと思います。
やはり魚の作り方の話題が多く、魅せカットに関しては、やはりコスパ度外視した地道な作り方をしていたそうです（クジラとか）。
一方で奥のほうに写る魚群に関してはＭＡＹＡのパーティクル制御をしていたり、作画コストを抑える工夫をされていました。
魚の動きは、視聴者からして自然に見える動きとは、必ずしも現実世界の魚の動きを完全に再現すればよいものでも無い、といったお話が１番印象に残っています。
作画における当たり前の技術をＣＧでも堅実にこなしている感じがして、好印象でした！
20Kmを0mに 距離を感じないCGスタジオ拠点構築
サンジゲンさんのシステム部の方々のお話でした。正直この時間帯は見たいものが無く、自分がスクリプトを作ったり、テクニカルな仕事も多少する立場なので、消去法で選んでしました・・・。結論から言うと、自分にはレベルが高いというか、畑違いの内容で行くべきでは無かったと思います・・・。ガチのシステム管理者専用のセミナーですね。
とりあえず、イーサネット、レイテンシ、通信速度の基準など分かってる前提で進んでいくので雰囲気でしか内容が分かりませんでした。
支社を作る場合、新しくサーバ部屋を作るより、本社のサーバーと接続するほうが安いしなにかと楽。しかし回線速度の問題があるので、いかに安く現場で耐えられる速度で通信可能な回線をつなぐかの試行錯誤を話されていました。これから支社を作るシステム管理者にとっては、とてもためになる、実用的なお話だったのではないかと思います。
サンジゲンさんのシステム部の方々のお話でした。正直この時間帯は見たいものが無く、自分がスクリプトを作ったり、テクニカルな仕事も多少する立場なので、消去法で選んでしました・・・。結論から言うと、自分にはレベルが高いというか、畑違いの内容で行くべきでは無かったと思います・・・。ガチのシステム管理者専用のセミナーですね。
とりあえず、イーサネット、レイテンシ、通信速度の基準など分かってる前提で進んでいくので雰囲気でしか内容が分かりませんでした。
支社を作る場合、新しくサーバ部屋を作るより、本社のサーバーと接続するほうが安いしなにかと楽。しかし回線速度の問題があるので、いかに安く現場で耐えられる速度で通信可能な回線をつなぐかの試行錯誤を話されていました。これから支社を作るシステム管理者にとっては、とてもためになる、実用的なお話だったのではないかと思います。
Anime on Blender：序
当初１番期待していたセミナー。スタジオカラーがblenderを使用するという結構衝撃的なニュースの直後だったので、受講する人の数も１番多かったような気がします。内容としては、「うおおおおおおおおおブレンダーの時代が来たぜエエエ」という感じではなく、「なるほどなあ」、といった印象でした。
過去資産であるＭＡＸのモデルをblenderで使えるのか、ＭＡＸでできたことがblenderでもできるのかの検証が肝だったと思います。テクニカルディレクターの方がＭＡＸとブレンダーの互換性についての実用的な話をするのがメインで、アニメーションやモデリングの使い勝手の話ではありませんでした。
しかし、ブレンダーの質感設定の話やエフェクト作りの話は面白く、少なくともセル調のアニメＣＧならブレンダーで行けるのではないかという希望が持てるお話でした！「序」とあるので続編に期待ですね。まだまだ始めたばかりらしいので、来年にはかなり進化しているのではないでしょうか。
blender使ってみたいなあ。
当初１番期待していたセミナー。スタジオカラーがblenderを使用するという結構衝撃的なニュースの直後だったので、受講する人の数も１番多かったような気がします。内容としては、「うおおおおおおおおおブレンダーの時代が来たぜエエエ」という感じではなく、「なるほどなあ」、といった印象でした。
過去資産であるＭＡＸのモデルをblenderで使えるのか、ＭＡＸでできたことがblenderでもできるのかの検証が肝だったと思います。テクニカルディレクターの方がＭＡＸとブレンダーの互換性についての実用的な話をするのがメインで、アニメーションやモデリングの使い勝手の話ではありませんでした。
しかし、ブレンダーの質感設定の話やエフェクト作りの話は面白く、少なくともセル調のアニメＣＧならブレンダーで行けるのではないかという希望が持てるお話でした！「序」とあるので続編に期待ですね。まだまだ始めたばかりらしいので、来年にはかなり進化しているのではないでしょうか。
blender使ってみたいなあ。
キャラクターモデリングセッション
サンジゲン、東映、オレンジ、サムライピクチャーズの方が、それぞれ現状のキャラモデルの作りについて解説されていました。５０分を４等分するので、内容は薄め・・・。正直なところ大体ネットや雑誌で見たことがある情報だったような気がします。しかし、有名会社のモデルの作り方にもかなりの差があり、その場で比較できるのは面白かったです。精密で多機能なリグは確かに凄いが、大人数のモデルが居る場合や時間が無い現場ではコスパが悪いのではないか、アニメーターが触るとき重いのではないかなど、色々考えさせられる内容でした。オレンジのリグが特にロマンがあり、東映のはかなりシステム化されていた印象。
サンジゲン、東映、オレンジ、サムライピクチャーズの方が、それぞれ現状のキャラモデルの作りについて解説されていました。５０分を４等分するので、内容は薄め・・・。正直なところ大体ネットや雑誌で見たことがある情報だったような気がします。しかし、有名会社のモデルの作り方にもかなりの差があり、その場で比較できるのは面白かったです。精密で多機能なリグは確かに凄いが、大人数のモデルが居る場合や時間が無い現場ではコスパが悪いのではないか、アニメーターが触るとき重いのではないかなど、色々考えさせられる内容でした。オレンジのリグが特にロマンがあり、東映のはかなりシステム化されていた印象。
絵コンテセッション
１つ前の絵コンテセミナーが潰れたので、天気の子を取っていましたが、急遽こちらに変更。天気の子はＣＧＷＯＲＬＤでかなり詳しく解説されていたので、もういいかなってのもありました。
感想としては、全てのセミナーの中で１番面白かったです！
こういうセミナーを待ってたんだ！という感じ。
このセミナーはあにつくで毎回開かれているらしく、今回で４回目？だったとか。
進撃の監督、荒木さんの話がメインで、絵コンテの１カット１カットを抽出し、なぜこういった構図にしたのか、なぜこの尺の取り方にしたのか、などを詳しく解説していました。その説明がとても分かりやすく、刺激になる内容だったので、最後のセミナーで時間も２０分オーバーでしたが、全然苦になりませんでした。
絵コンテを描かない立場の人でも、レイアウトの決め方の参考になったのではないかと思います。また、コンテの描き方以外でも、ディレクターとして他の人に作業を任せるときのコツなども話されていて、そちらもとても参考になりました！
次回行く事があったら、また行ってみたいです。
１つ前の絵コンテセミナーが潰れたので、天気の子を取っていましたが、急遽こちらに変更。天気の子はＣＧＷＯＲＬＤでかなり詳しく解説されていたので、もういいかなってのもありました。
感想としては、全てのセミナーの中で１番面白かったです！
こういうセミナーを待ってたんだ！という感じ。
このセミナーはあにつくで毎回開かれているらしく、今回で４回目？だったとか。
進撃の監督、荒木さんの話がメインで、絵コンテの１カット１カットを抽出し、なぜこういった構図にしたのか、なぜこの尺の取り方にしたのか、などを詳しく解説していました。その説明がとても分かりやすく、刺激になる内容だったので、最後のセミナーで時間も２０分オーバーでしたが、全然苦になりませんでした。
絵コンテを描かない立場の人でも、レイアウトの決め方の参考になったのではないかと思います。また、コンテの描き方以外でも、ディレクターとして他の人に作業を任せるときのコツなども話されていて、そちらもとても参考になりました！
次回行く事があったら、また行ってみたいです。
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