[3dsmax]その他

[3dsmax]bipedの特徴_まとめ

bipedの特徴をまとめてみます


・ツールが使いやすく、パッケージ化されている
ポーズやモーションのコピペ、左右反転、シンメトリ、保存などの機能があらかじめ組み込まれているので、選択ツールのbiped_selさえ導入すれば、手軽にモーションを付けられる。

・モーションの流用が楽
基本人間型のキャラにしかbipedを用いない傾向もあり、大抵のモーションは他のキャラに流用できたりする。ボーンの名前を一々合わせたりする必要もないので、何も考えず保存や流用が可能。

・腕や足のIKが使いやすい
デフォルト状態だと足と腕は、IKとFKの中間のような操作が可能で、まとめてキーの管理ができるので便利。[キーフレーミングツール]タブでFKへの切り替えも可能。

・足の設置操作が楽
足の設置が他と比べとても扱いやすいと思います。
かかと、つま先、中央に自由に切り替えられ、それらを一括で管理できる。

・関節の動きが制限されている
例えば人間の肘なら本来ありえない方向に回転ができないようになっている。
モーションの破綻は防げるが、大胆な動きができないことがあるので一長一短。

・モーションの付け方に癖がある
rootが上下回転独立したキー操作になっている。
カーブエディタで操作がし辛い。
ワークベンチが使い辛い。

・スケールができない
部分的なスケールは可能だが、使いづらい。
全体をスケールするとモデルが破綻する。
(bipedの最大の欠点の一つ)

・人間以外には向かない
リグ構造的に人間以外のキャラには向かない仕組み。

・まとめ

maxにはもう一つCATという機能がありますが、そちらと比べ扱いやすい反面、カスタマイズ性に乏しい感じがします。ガチガチにパッケージ化されている感じ。
まさにmaxを象徴するような機能と言えるのではないでしょうか。

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