3dsmaxのパーティクルフローにはプリセットフローという項目があり、あらかじめ様々なフローの例が用意されている。一部古い形式のままだったり、凄く存在感の無い存在・・・。しかし、中々勉強になりそうな気がしたので、デフォルトのプリセットフローを全部見ていきたい。今回はその第1回ということで「air_Bubble Pin Burst」を見てみる。
↑初期状態だと分かりにくかったので、初期状態から値やトゲの配置を変えています。
↑それのワイヤーフレームバージョン
↑フロー
フローに関しては、特に凝ったことはしていないようです。
昔のプリセットは英語表記のため分かりづらいですが、大まかに流れをまとめると
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①発生させたパーティクルをフォースの風で上昇させる。
②衝突イベント(collision)で次のフローに移行。
③移行させた瞬間にスポーン(spawn)で小さな玉に分裂させる。
④フォースの重力で落下させ、削除イベントで消す。
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といったところでしょうか。
パーティクルフローの基礎が詰まったような構成ですね。
どちらかというとフローよりシャボン玉のマテリアルの作り方が面白かったです。
フォールオフの中に大理石を入れることでシャボン玉感を表現しているようです。ここで大理石を使う発想は見習いたい・・・。動画でシャボン玉の色が白っぽい箇所がありますが、これはどうやら大理石マップの境界の白い部分が超拡大されて写っているようです。この辺もう少し調整できれば、汎用的なシャボン玉マップも作れそうですね。
次項目の[air_Bubbles Bursting]は今回の「air_Bubble Pin Burst」とほぼ同様で、トゲで割るかエージで割るかの違いだったので割愛。
動画形式は迷った末にループ再生とコマ送りできるyoutube埋め込みに。
次回は[air_Car Dust]
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